90歳を超えなお舞台でより一層輝く人間国宝・野村万作を筆頭に、
古典芸能にとどまらず映像・舞台と幅広く活躍する
野村萬斎ら一門により至高の芸を披露します。
狂言師による「解説」もあり、初めての方も安心してお楽しみいただけます。
【こもれびホール特別企画!】
10月6日(日)14:00~
狂言をもっと楽しむための「狂言師による狂言講座」を開催します!
詳細は以下のタブよりご確認ください。
90歳を超えなお舞台でより一層輝く人間国宝・野村万作を筆頭に、
古典芸能にとどまらず映像・舞台と幅広く活躍する
野村萬斎ら一門により至高の芸を披露します。
狂言師による「解説」もあり、初めての方も安心してお楽しみいただけます。
【こもれびホール特別企画!】
10月6日(日)14:00~
狂言をもっと楽しむための「狂言師による狂言講座」を開催します!
詳細は以下のタブよりご確認ください。
チケット発売中
日程 | 2024年11月15日(金) |
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時間 | 18:00開場 / 18:30開演 |
料金 | 全指定席(税込) 一般 4,000円 中学生以下 1,000円 |
会場 | メインホール |
演目 | 解説 高野 和憲
狂言「貰聟 (もらいむこ)」舅:野村万作/夫:深田博治/妻:飯田 豪 |
演目解説 | 貰聟 (もらいむこ) 酒を飲んで帰宅した夫が、酔った勢いで妻を追い出してしまう。泣く泣く実家に戻った妻は、たびたびの夫の酒乱に呆れ果て、帰宅を促す父親の説得にも一向に応じない。翌朝、酔いが覚め後悔した夫は、舅を訪ね、妻を返してほしいと頼むのだが… 現代でもよくいる酔っ払い、酒癖の悪い仕様のない男を取り巻くお話ですが、三者三様の人間味溢れる登場人物の姿に、変わらぬ人の営みが感じられる狂言です。
魚説法(うおぜっぽう) 堂を建立した施主が、堂供養を頼もうと寺を訪ねる。しかし住持が留守のため、留守番の新発意(しんぼち・出家して間もない修行中の僧)が説法を頼まれる。お布施欲しさに引き受けた新発意だが、実は一度も説法をしたことがない。子供の頃浜辺に住んでいた新発意は、知っている魚の名前を連ねてごまかすことにする。いよいよ説法が始まるが…。 みごとに魚の名が織り込まれた説法が聞きどころです。洒落の効いた言葉遊びが楽しい狂言です。
咲嘩(さっか) 連歌の宗匠を頼むため、都の伯父を連れて来るよう主人に命じられた太郎冠者。都へ行くと、伯父と名乗る男が声を掛けるのでさっそく連れ帰るが、この男、実は「見乞の咲嘩」という有名な詐欺師。正体に気付いた主人は、咲嘩を穏便に帰らせるよう言いつけるが、太郎冠者の勘違いで、事態はどんどんトンチンカンな方向に…。 いかにも狂言らしいおかしみのある作品です。憎めないキャラクターの太郎冠者を中心に3人が織りなす、とぼけたやり取りをお楽しみ下さい。 |
主催 | タクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびホール) |
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1931年生。重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)、文化功労者。日本芸術院会員。23年文化勲章受章。祖父・故初世野村萬斎及び父・故六世野村万蔵に師事。3歳で初舞台。早稲田大学文学部卒業。「万作の会」主宰。
軽妙洒脱かつ緻密な表現のなかに深い情感を湛える、品格ある芸は、狂言の一つの頂点を感じさせる。国内外で狂言普及に貢献。ハワイ大・ワシントン大では客員教授を務める。狂言の技術の粋が尽くされる秘曲『釣狐』に長年取り組み、その演技で芸術祭大賞を受賞。その他、紀伊國屋演劇賞、日本芸術院賞、松尾芸能賞、紫綬褒章、坪内逍遥大賞、ベストファーザー賞、朝日賞、旭日小綬章、中日文化賞、ニューヨーク・ジャパンソサエティ賞等、受賞歴多数。02年早稲田大学芸術功労者として表彰を受ける。08年練馬区名誉区民。『月に憑かれたピエロ』『子午線の祀り』『秋江』『法螺侍』『敦―山月記・名人伝―』等、狂言師として新たな試みにもしばしば取り組み、現在に至る狂言隆盛の礎を築く。後進の指導にも尽力。著書に『太郎冠者を生きる』(白水社uブックス)、『狂言三人三様・野村万作の巻』(岩波書店)、『狂言を生きる』(朝日出版社)など。
練馬文化センター名誉館長。
1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。3歳で初舞台。東京芸術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。
国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦―山月記・名人伝―』『子午線の祀り』「能狂言『鬼滅の刃』」『ハムレット』など古典の技法を駆使した作品の演出、出演するなど幅広く活躍。23年には全国共同制作オペラ 喜歌劇「こうもり」演出、石川県で開催された国民文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」で開閉会式総合ディレクターを務めるなど、現在の日本の文化芸術を牽引するトップランナーのひとり。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。
94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞等受賞多数。18年毎日芸術賞千田是也賞受賞。22年観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞受賞。著書に『萬斎でござる』『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社/文春文庫/ちくま文庫)等がある。
石川県立音楽堂アーティスティック・クリエイティブ・ディレクター。全国公立文化施設協会会長。
狂言をもっと楽しむための「狂言師による狂言講座」 開催
狂言ってどんなもの?見どころはどこ?という鑑賞のためのワンポイント知識はもちろん、
参加者の皆さんにも狂言の動きや台詞に挑戦いただきます!
【日時】
10月6日(日) 14:00~15:30(予定) ※13:45受付
【定員】
先着20名
【対象】
小学生以上のどなたでも
【服装】
・足袋もしくは靴下を着用の上でご参加ください(体験時は下足を脱いでいただきます)
・体を動かしやすい服装でお越しください(スカート/ジーンズ不可)
【料金】
500円(税込・当日支払)
【お申込み】
8月22日(木)10時 受付開始 ※定員に達したため受付終了
こもれびホール窓口・お電話・申込フォームより
https://ws.formzu.net/fgen/S79201816/
【講師】
飯田 豪(万作の会 狂言師)
タクトホームこもれびGRAFAREホール TEL:042-421-1919